ホワイト・ラブ／WHITE LOVE (1979)
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邦画【ほ】PAGE-3

BLOG: ホワイト・ラブ(1979)

邦題： ホワイト・ラブ
原題：WHITE LOVE
年度：1979年
日本映画
上映時間：110分
ジャンル：ロマンス
劇場公開：1979年8月4日
監督：小谷承靖
製作：堀威夫／笹井英男
原案：中川美和子
脚本：藤田敏八／小林竜雄
撮影：萩原憲治
美術：坂口武玄
編集：井上治
音楽：広瀬健次郎
助監督：中川好久
出演：
山口百恵
三浦友和
北村和夫
范文雀
小林桂樹
岩崎加根子
永島暎子
藤丸由華
林ゆたか
岩城滉一
赤座美代子
高橋昌也
田中邦衛
ベルニース・ド・ヤング
エリサ・ワトキンス
大林宣彦
藤木悠
宮井えりな

商品の説明
スタイリストの上村忍は、ある目的があってスペイン語の会話学院に通っていた。忍はそこで、山野辺健という青年と出逢う。いかにも会話学院の生徒らしいラフな服装の健。しかし、意外にも健は、この学院の臨時講師であった。忍には父がいない。女手ひとつで美容院を営む母と、結婚した姉がひとり。健はいわば脱サラ講師。そんなふたりの心は、いつしかひとつになっていった。スタイリストとスペイン語にどんな関係があるのだという健の問いかけに、忍は、暗い表情をみせて沈黙、健もまた、商社を辞めた理由を聞きたいという忍の言葉には、決して答えようとしなかった。 どしゃ降りの雨の中を、オープン・カーでブッ飛ばすふたり! 《帰るか!?》《帰りたくない! 》それぞれの心の中に存在する《 陰 》が、悲痛な叫び声となって雨の向うに弾き飛んだ! ―その夜、ふたりは、びしょ濡れの体を獣たちのように暖めあった。 忍がスペイン語を習うようになったのは、家族を捨てて愛人とともに蒸発、その後死んだと聞かされていた父・圭介がスペインで生きていると知ったからである。それを忍に教えたのは、父の旧友・山下である。圭介が余命いくばくもないと知って忍は山下とともにスペインへ発った。 マドリッドの街を歩く忍。そのとき、忍の前を、小さな男の子を連れた日本人女性が通り過ぎて行った。《あの写真の女性だ! 》―スペイン駐在員時代に写したという健の部屋でみた写真、その写真に一緒に写っていた女性・多恵子ではないか! しかも彼女は、一見してそれを生業としていると分るほどまでに身を落としていた。それに、あの子どもはいったい誰の…。翌日、忍は、セゴビアの小さな村で、病床の父と逢った。そこに、日本から忍を追ってきた健が―。多恵子を見たという忍の言葉に、表情を変える健。―3年前、健と多恵子の間に何があったのか!?それが、健が会社を辞めなければならない理由だったのか!? サンフェルミンの祭りへ、観光客を目当てに出かけたという多恵子を追って、忍と健は国道を車で走る! 忍への愛が、多恵子への想いが、ハンドルを握る健の胸によぎる! 忍の心もまた―!