記憶に潜入せよ。
特殊脳内捜査チーム【第九】、迷宮入りの事件の謎を解く!
大友啓史監督、衝撃のミステリー・エンタテインメント超大作!
■『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督が贈る、衝撃のミステリー・エンタテインメント超大作!
監督は、「龍馬伝」や『ハゲタカ』で、ハリウッドで吸収した技術と唯一無二の才能を発揮し、『るろうに剣心』シリーズの大ヒットで日本映画界に革命を起こした大友啓史。脳内記憶の映像やMRIスキャナーなど、数々の<映像化不可能>と言われたシーンを持つ原作の映像化を、プロジェクトの立ち上げから5年をかけて、誰も見たことのない世界初のシーンとして、スクリーンに結実させた。その迫力のある映像に、78%の来場者が「描写が過激だった」とアンケートで回答!
■生田斗真×岡田将生×松坂桃李 日本のエンタテインメント界が誇る豪華実力派キャストの競演!
天才的な頭脳を誇る薪には生田斗真。冷静沈着で一見傲慢にも見える言動の下に、親友や部下への愛情を秘めた難しい役どころを繊細に体現した。正義を貫こうとするあまりに時に熱くなる新人捜査官・青木に岡田将生。薪に憧れと反発を抱く青年を等身大で演じた。薪と共に<第九>を立ち上げた鈴木には、松坂桃李。彼が自ら脳に残した、薪への想いをこめた<最後の記憶>は、涙なしでは見られない名シーンである。
■伝説を打ち立てた衝撃のコミックが映画化!
原作は、清水玲子のロングセラーコミック「秘密 THE TOP SECRET」(白泉社刊・メロディ連載)。最先端の科学技術によって、死んだ人の脳に残された記憶を取り出し、映像化することによって難事件の謎を解明するという驚異の設定で、少女マンガ界に革命をもたらし、2011年に第15回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞。秀麗な画風と、独創的な作品世界で、多くの指示を得ている衝撃のコミックが待望の映画化!
【ストーリー】
死んだ人の脳をスキャンして、記憶を映像化し、難事件の謎に挑む特別捜査機関「第九」。室長の薪(生田斗真)、新人捜査官の青木(岡田将生)らに、死刑囚・露口(椎名桔平)の脳を見て、行方不明の長女・絹子(織田梨沙)を探し出すというミッションが与えられた。だが、モニターに映し出された記憶の映像に捜査官たちは息をのむ。
そこには刃物を振り上げる絹子の姿が映っていた。「第九」は刑事・眞鍋(大森南朋)とともに捜査を続けるが、事態は急転、絹子が発見される。さらに絹子は、父親の犯行のショックから記憶喪失になっているというのだ。一方、眞鍋は、絹子と関係のあった男を突き止めるが、男は眞鍋の目の前で自殺。やがて同時刻に、全国で9人が自殺したことが判明する。
謎を追ううちに、かつて日本を震撼させた凶悪犯・貝沼(吉川晃司)の存在が浮上する。貝沼は既に獄中で死亡。彼の脳の記憶を見た「第九」捜査官は次々と命を落としていた。薪の親友の鈴木(松坂桃李)も貝沼治験に関わったことで悲劇的な死を遂げていた。
絹子と貝沼―なぜ?いつ?どこで二人はつながっていたのか?その手がかりは、貝沼の記憶を見た、鈴木の脳の中にあった。薪は鈴木の記憶を避けてきたのだが、覚悟を決め、鈴木の恋人だった監察医・雪子(栗山千明)に協力を依頼し、彼の記憶を再生する。そしてついに、鈴木が自分の命と引き換えにしてまで、守りたかった最大の<秘密>が明かされる―。