アンダーカレント [Blu-ray]
Amazon.co.jp 商品の説明より
内容紹介
誰しも、人には言えない大切な<嘘>を秘めている。
おだやかな日常に漂う<心の奥底>に触れたとき、差しこむ一筋の光とはーー。
2005年に発行されるや「まるで1本の映画のようだ!」と、国内外から熱狂的な支持を得た豊田徹也の伝説の漫画を待望の実写映画化。『愛がなんだ』『ちひろさん』などを手がけた稀代の映画監督・今泉力哉のもと、日本アカデミー賞女優の真木よう子や井浦新、永山瑛太、江口のりこ、リリー・フランキーら錚々たる豪華キャストが集い、音楽はカンヌ国際映画祭最高賞受賞作『万引き家族』の細野晴臣が担当。映画化の報せは日本を駆け抜け、SNSでは早くも大きな話題を呼び、世界中から注目を集める本作。心の奥底に閉じ込めた気持ちを、大切に描きだした143分。コミュニケーションが不足する、こんな今の時代だからこそ届けたい想いが、ここにある。
●主演に本作への出演を熱望していた真木よう子。月乃湯を営む主人公のかなえを演じ、原作のかなえに寄り添い、心の揺れや、葛藤を見事に演じきった。井浦新は月乃湯に住み込みで働くことになる謎の男を演じ、かなえに寄り添いながらも、謎を秘めた男を丁寧に演じた。失踪したかなえの夫・悟を永山瑛太が演じ、謎多き男を飄々と表現した。かなえに探偵・山崎を紹介するかなえと悟の大学の同級生を江口のりこが演じ、そして、探偵・山崎をリリー・フランキーが演じる。映画界を牽引する俳優陣が集結し、この『アンダーカレント』の世界観を創り上げている。
●監督は2013年『サッドティー』が東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に出品され、高い評価を受けた今泉力哉。2019年『愛がなんだ』が大ヒットを記録。2023年、Netflix映画『ちひろさん』を手がけ、世界配信と劇場公開を同日に行う。その他の主な作品に『his』(20)、『あの頃。』(21)、『街の上で』(21)、『猫は逃げた』(22)、『窓辺にて』(22)など。
今、邦画界で最も期待される監督の一人である。
●原作は2004年8月から1年間「月刊アフタヌーン」にて連載された豊田徹也作の『アンダーカレント』。同作は2009年の漫画界のカンヌ映画祭”と言われるフランス・アングレーム国際漫画祭のオフィシャルセレクションに出品され、同年にパリで開催されたJapan
Expoで第3回ACBDアジア賞を受賞する。日本国内では、2014年に「このマンガがすごい!」(「smart」宝島社アンケートより)感動部門1位に輝き、フランスでも2020年に発表された「2000年以降絶対に読むべき漫画100選」の3位を獲得している。
●音楽は細野晴臣。1978年にイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)を結成。YMO散開後は、ワールドミュージック、アンビエント、エレクトロニカを探求し、作曲・プロデュース・映画音楽など多岐にわたり活動している。
本作以外にも『万引き家族』(18)の音楽を担当し、日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞している。""
●ストーリー
銭湯の女主人・かなえは、夫・悟が突然失踪し途方に暮れる。なんとか銭湯を再開すると、堀と名乗る謎の男が「働きたい」とやってきて、住み込みで働くことになり、二人の不思議な共同生活が始まる。一方、友人・菅野に紹介された胡散臭い探偵・山崎と悟の行方を探すことになったかなえは、夫の知られざる事実を次々と知ることに。悟、堀、そして、かなえ自身も心の奥底に沈めていた想いが、徐々に浮かび上がってくる――。