めくるたびにあふれる、真実と愛
半世紀の時をこえ、1冊の聖書が明かす胸震える衝撃と感動の物語
【ポイント】
★『マイ・レフトフット』(89)や『父の祈りを』(93)で知られる巨匠ジム・シェリダンが、アイルランドの人気作家セバスチャン・バリーのコスタ賞を受賞した同名小説を映画化。
★主演として若かりしローズを演じたのは、『キャロル』(15)で第68回カンヌ国際映画祭女優賞を受賞し、名実共にトップ女優となったルーニー・マーラ。
もう一人の主演である老年のローズを演じたのは、これまでにカンヌ国際映画祭女優賞受賞、アカデミー賞R助演女優賞受賞の功績を持つ、イギリスを代表する大女優ヴァネッサ・レッドグレイヴ。
★そのほか、エリック・バナ、テオ・ジェームズ、ジャック・レイナーなど、ベテランから次世代の注目株まで豪華なキャスト陣が脇を固め、この壮大な物語に奥行と深みをもたらしている。
【作品内容】
ルーニー・マーラ × ヴァネッサ・レッドグレイヴW主演!
ジム・シェリダン、5年ぶり待望の新作。
壮大なスケールで描かれる、ミステリアスな愛の物語。
【あらすじ】
取り壊しが決まった聖マラキ病院。
転院する患者たちの再診のために病院を訪れた精神科医スティーヴン・グリーン(エリック・バナ)は、病院で40年間もの長い時間を過ごしてきたローズ・F・クリア(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)を看ることになる。
彼女は自分の赤ん坊を殺した罪を背負っていた。しかしローズは、その罪を否認し続け、自身を本名とは別の「ローズ・マクナルティ」と名乗り続けていた。
グリーン医師は、ローズが大切にしている1冊の聖書の存在を知り、彼女の過去に興味を持ちはじめる。ローズは何十年にもわたって、聖書のなかに秘かに日記を書き綴っていたのだ。
そして彼女は日記を辿りながら半世紀前の記憶を遡り、グリーン医師を前に自分の人生を語り始める――