ナチスで最も危険な男、ハイドリヒ。彼はなぜ恐ろしい人物へと変貌し、38歳の若さで暗殺されたのか?
【本屋大賞翻訳部門第一位/ゴンクール賞最優秀新人賞受賞の世界25ヶ国で翻訳された大ベストセラー小説を基に映画化!!
言葉を失う衝撃。圧倒的なリアリティ。】
原作は、NYタイムズ紙の“注目すべき本"に選出された、ローラン・ビネの大ベストセラー「HHhH プラハ、1942年」。
世界25ヶ国で翻訳され、本屋大賞翻訳部門第一位ほか幾多の賞を総なめにし、
世界累計販売部数75万部以上売り上げるなど純文学としては驚異的大ヒットを記録!
これまで描かれることのなかった怪物・ハイドリヒの人間性に真正面から迫り、特筆すべき歴史的瞬間を忠実に再現。
さらに、決して理想を諦めず、自国のために立ち上がった青年らの友情と葛藤、痛切な運命を、瑞々しい心理描写で表現。
ナチス側とレジスタンス側の両極に位置する人々の足跡に真正面から深く入り込むことで、
想像を絶する真実を圧倒的なリアリティで描き切り、原作者も「小説と別物ではあるけれど素晴らしい映画」と絶賛した。
【史上唯一成功した、ナチス高官の暗殺計画。誰も知らない真実の物語。】
ヒトラー、ヒムラーに次ぐ、“ナチス第三の男"ラインハルト・ハイドリヒ。
その冷徹極まりない手腕から、ナチス党内でもとりわけ忌まわしい人物として“金髪の野獣"と渾名され、ヒトラーさえもが恐れた男。
貴族階級の妻リナによってナチスのイデオロギーを吹き込まれたハイドリヒは、
<ユダヤ人大量虐殺>の首謀者として、誰も止めることのできない絶大な権力を手にしていく。
だが、英国政府から訓練を受け、チェコスロバキア亡命政府によって送り込まれたチェコのレジスタンスグループが、この抑止不能な男を止めようとしていた。
【ストーリー】
なぜヒトラーでもヒムラーでもなく、彼だったのか?
ラインハルト・ハイドリヒ。その冷酷さから“金髪の野獣"と呼ばれ、ヒトラーさえも恐れた男。
海軍を不名誉除隊となり、妻の奨めでナチ党に入党。諜報活動で頭角を現し、瞬く間に党幹部へとのしあがる。
さらにユダヤ人虐殺の首謀者として、絶大な権力を手にしていく。この抑止不能な男の暴走を止めるべく暗殺計画を立てたチェコ亡命政府は、2人の若き兵士をプラハに送り込む。
綿密な計画を練ること数カ月、1942年5月27日、決行の朝はやってきた。ハイドリヒを乗せた車が市街地に入り、ついに姿を現す――。
ナチス政権に揺さぶりをかけた瞬間は、それぞれの信念を貫いた両極に位置する人々によって生み出された。
ハイドリヒ暗殺計画の知られざる真相が今、明かされる。