選んだ道を、強く歌う――
ニューヨーク、真夜中の教会 性別に迷う青年の〈旅立ち〉の物語
新鋭監督の長編映画デビュー作&新進俳優の初主演作にして映画祭で18の賞にノミネートされ14受賞!
LGBTの若者たちの実話をミュージカルタッチで描く、驚きと感動の物語
<ストーリー>
ニューヨークのブロンクスに暮らす青年・ユリシーズは父親の死をきっかけに「美しくなりたい」という思いを抑えられずにいた。
ある夜、ストリートで出会ったトランスジェンダーのグループに「土曜の夜の教会(サタデーナイト・チャーチ)」へと誘われる。
そこは静かで厳格な昼間の教会とは異なり、ダンスや音楽を楽しみながら、同じ境遇の仲間と語らう場として開放されていた。
学校でも家庭でも孤立していたユリシーズは、その自由な雰囲気に夢中になりながら、少しずつ自分を解放してゆく。
ところが、家族にハイヒールを見つけられ、自分の存在そのものを否定されてしまう。家を追い出され街を彷徨うユリシーズに、人生を変える数々の出来事が待ち受けていた―。
<ポイント>
・全く無名だった監督と主演にもかかわらず、いきなり映画批評サイトRotten Tomatoesで92%(2018.11.1現在)をたたき出し、海外の映画祭で数々の優秀賞に輝いた注目作!
デイモン・カーダシス監督が、ボランティアを務めていた教会で実施していた“サタデー・チャーチ"(LGBTQの方々への支援プログラム)での実体験と、綿密なリサーチをもとに、ニューヨークのLGBTQの人々の真実と社会問題に焦点をあてた。
・主役のユリシーズを熱演したのは、ブロードウェイの若手俳優ルカ・カイン。友人役には、人気海外ドラマ「Pose/ポーズ」で主演を務めるMJ・ロドリゲス他、トランスジェンダーの俳優たちが抜擢された。主人公と仲間たち、そして家族の想いが重なりあう時、言葉では伝えきれない熱い感情が、歌やダンスとなって溢れ出す。
夢を探し追い求める全ての観客の心に、勇気と感動を刻む魂のエンターテインメント!