『ファーゴ』等で独特の存在感を放つ名優ウィリアム・H・メイシーの初監督作。
銃乱射事件で死んだ息子の遺(のこ)した楽曲を自らが歌っていこうとする父親と、その曲に心打たれたミュージシャン志望の青年が、音楽を通じて再生していくさまを描く。
★名優ウィリアム・H・メイシー初監督作品。
本作で監督デビューを飾ったのは『ファーゴ』や『マグノリア』での味のある存在感で知られる
ハリウッドの名優ウィリアム・H・メイシー。
★2014年サンダンス映画祭 プレミア部門出品/クロージング作品
良質な“人間ドラマ”と“音楽”をみごとに融合させた心にしみる感動作
★吹き替えなしで披露される歌とギターが観るものを魅了
主演は『ビッグ・フィッシュ』のビリー・クラダップ。彼とバンドを組む青年役のアントン・イェルチンと一緒に、吹替えなしで歌声とギターの腕前をたっぷりと披露。
【ストーリー】
やり手の広告宣伝マンのサムは大きな契約をまとめ、祝杯をあげようと大学生の息子ジョシュを強引に呼び出した。ところがジョシュは店に現れず、テレビに映し出されたのは大学で起きた銃乱射事件の速報ニュース。ジョシュは帰らぬ人になってしまったのだ。
2年後。会社を辞めて荒んだボート暮らしを送るサムを、別れた妻が訪ねてくる。「あの子の音楽好きはあなた譲りだから」と渡されたのは、生前にジョシュが書き溜めていた自作曲の歌詞とデモCD。曲を聴いたサムは、ジョシュが何を思い、何を感じて暮らしていたのかをまったく知らなかった自分に気づく。ジョシュが遺したギターでジョシュの曲を爪弾くようになったサムは、場末のライブバーの飛び入りステージに参加する。酔客の喧騒の中、サムの演奏に魅了されたのはロック青年のクエンティンだった。「あの曲はもっと多くの人に聴かせるべきだ」と力説する情熱に押し切られ、親子ほど年の違うクエンティンと“ラダーレス”バンドを組むことに。
次第に人気を集めていくが、実はサムには喝采を浴びる事ができない理由があった……。
2014年サンダンス映画祭プレミア部門/クロージング作品
名優ウィリアム・H・メイシー初監督作品
突然の銃乱射事件て゛息子を亡くし、息子が遺した楽曲を歌い継こ゛うとする父親。そしてその歌に魅了されたミュージシャン志望の青年。音楽を通し゛て巡り合った、親子ほと゛歳の離れた男
2 人 の再生と成長を描いた人間ドラマ『君が生きた証』。
監督は、本作が監督デビューとなる『ファーゴ』や『マグノリア』なと゛て゛味のある存在感を醸し出していたウィリアム・H・メイシー。
主演は、『ビッグ・フィッシュ』『ウォッチメン』等て゛知られるビリー・クラダップ。 主人公が憧れるロック・ミュージシャンを演し゛た『あの頃ペニー・レインと』の撮影時にピーター・フランプトンから指導を受けたギター・プレイと歌声を本作て゛はたっぷりと披露している。音楽を奏て゛る喜びに包まれる演奏シーンの数々、そして全ての人に語りかけるようなクラダップの歌声が観る者を魅了する。