【本編】
ある雨の夜。高級クラブで豪遊する宗形組組長の宗形(哀川翔)と武史(鶴見辰吾)、
信也(RED RICE<湘南乃風>)は、敵対する竹下組の襲撃に遭い、重傷を負う。
武史はこの抗争でムショ送りに。10年後、組は解散となり、宗形は武史の娘・日向(山本舞香)の
世話をしながら、借金を抱え細々と運送業を営み、かつての栄光は見る影も無い。
武史は晴れて出所の日を迎えたが、日向が前科者の父親に会いたくないと家出をしていたことを
知り愕然。向かった先は家族の思い出の地“銭荷島"。日向を追い、宗形、武史、信也、
そして武史の元妻・桜(鈴木砂羽)は島へと向かう。
一方、竹下組の吉田あきら(宮川大輔)が組のクスリを持ち同じく銭荷島へ逃亡、
竹下組の面々(木村祐一、大悟<千鳥>、川島邦裕<野性爆弾>、中野英雄)も島へと
向かっていたのであった。
同じ頃、島では咳と高熱にうなされる謎の疫病が蔓延。どうやら吉田が独自に調合し島民に
売りさばいていたクスリに原因があるらしい。自らもそのクスリを打った吉田は、謎の発作に襲われ
命を落とす―が!!! 絶命したはずの吉田が突如蘇り、猛烈な速さで島民たちを襲い始め、
島には“謎の感染者"が増殖、パニック状態に陥る。宗形ら、そして医者のしげる(風間俊介)、
ナースの直美(シシド・カフカ)、警官の白川(窪塚洋介)、漁師の作田(般若)ら島民たちをも巻き込んでの
壮絶な闘いの火ぶたが切って落とされた。
宗形らは日向を捜し出し、生きて島を出られるのか―。竹下組との抗争はいかなる結末を迎えるのか。
命懸けの闘いの行方は―。